4月26日 鮫川支流(大久田川)釣行
昼から出かけた小春日和の里川に驚きの・・・。
土手の上の民家のフェンスに何やら毛布のようなものが干してあった。良く見るとイノシシの毛皮だった。
会津は雪代、浜通りは先々週の大雨の影響で未だ水位が落ち着いていません。 午後から鮫川の支流大久田川に行ってみました。 車を停めて入渓場所までしばらく道路を歩きます。木々の新芽や綺麗な道端の花を眺めながら距離にして500メートルくらいの散歩です。「おや?」近くの民家のところの柵にに何か干してあります。何やらボロ布みたいに見えるけどなんだろう?ちょっと近くに寄って見てびっくりしました。なんと、イノシシの毛皮です。しかもそうとう大きい。阿武隈山地はイノシシが多く、今年はイノシシの被害も結構多いみたいです。それにしてもこんな毛皮何に使うのでしょう?イノシシの剛毛じゃあ敷物なんかには出来ないだろうし(^^; 後日判明したのですが『イノシシ除け』に使うのだそうです。畑にこれをぶら下げてイノシシを脅すのが目的らしいのです。
さて、いつも入渓する橋の下から川に降りました。50メートル程の間、変化にとんだ流れがあり良いポイントになっています。ところが、全くと言ってよいほど反応がありません。100メートルほど釣り上がったところで長いフラットな流れに出会います。 何の変哲もないような場所ですが沈み石が微妙に流れを変化させているポイントにヤマメが付いているのです。
この流れの右側の護岸脇から顔を見せたのは
正気に戻った僕は小さなヨレの1メートルほど上流のカタにフライを落とします。フライは小さなカタを滑るように流れヨレを形成する小さな沈み石の横を通り過ぎ、まさにその時ヤマメが反転しました。 なヤマメだったけれど、浅い流れを元気よく走りまわります。ネットに収めたヤマメはサイズの割にはなかなかグラマーな美形ヤマメでした。その上の同じようなポイントでもう一尾をキャッチ。ここの流れの少し上から変化にとんだ流れとなり、いつも良型のヤマメが顔を出します。俄然、今日の釣りへの期待が膨らみました。ところが、これ以降全く反応が無くなってしまいました。足元に目を凝らしても走る魚影もなく、本来ならここからが本番というところなのですが、残念ながら僕の期待は大きく裏切られてしまうのでした。しばらく進んで堰堤に出たところで今日の釣りを終えることにしました。なんとなくフラストレーションを抱えてしまいましたが、次回の釣行に期待することにしましょう。
やっと顔を見せてくれたヤマメ。いつもならもう少し良いサイズが釣れたはずなのだけれどこれが現実
堰堤の土手を登り道路に出ようとしたとき、足もとに白く可愛い二輪草が咲いていました。僕は持っていたカメラを取り出し数枚の写真を撮影して車に戻りました。 帰路に着き、しばらく車を走らせたとき何か妙な違和感を感じ車を停めました。「あれ?偏光グラスどうしたろ?」車の中やベストやら探してみましたが見つかりません。「あ!さっき二輪草の写真を撮るのに偏光をはずして草の上に置いたんだ!」 サイトマスターのセレン色の変更レンズです。去年、戸石川でなくして買ってまだ一年目だって言うのにまたしても・・・・(涙; 「誰か拾った人いたらそれ僕のですから!」「あ〜あ、本当に情け無い(ToT)」
二輪草