4月22日 谷津田川釣行
綺麗な川を釣りたいと思い前々から目を付けていた川へ
那須連山の春はまだ遠し・・
釣り仲間のFuneさんから「週末どうですか?」とお誘いがあってふたつ返事で了解したものの、さてどこに行こうか悩んだのだ結果、去年から気になっている谷津田川に行くことに決定。この川は今まで入ったことがないのでまったく情報がない。さてどうなることやら・・。早朝6時半に現地で待ち合わせをすることにした。昨日は職場の飲み会があって、サラリと切り抜ける予定だったのだがすっかり本気モードになってしまった。(^^;本当は帰ってからタイイングする予定だったのだが朝までリビングのソファーでぐっすり。ハッとして目を覚ますと時間は5時半。「ヤバ!」あわてて飛び起きてとりあえずロッドとリール、ベストとウェーダーを車に詰め込み高速道路へ。白河市のセブンイレブンで待ち合わせすることにした。そんなこんなでフライも巻いてないので土日の釣行はちと心細いがまあしかたがない。自業自得っていうやつだ。(涙)セブンイレブンで軽く朝食をとってタックルのセッティングをする。それにしても風が強い。「釣りになるかなあ・・」車で朝のニュースを見ていると「オハヨーございます」とFuneさんの声。「余笹川よさそうでしたよ!」「ふん、余笹川のヤマメなんて小さい小さい。こちとら40オーバーのイワナ狙ってんでい!」そんなのいるわきゃないか(^^;
高原を流れるクリアウォーター
光の国の前の桜並木を堀川ダムに向かう。ダムサイトを過ぎて谷津田川に架かる橋のところで車を降りて川を覗く。「おお、水量が多いなあ・・」「雪代ですなあ・・。」「どうする?」「場所替える?」良く見るとなにやら白いものがフワフワ。「あれ?雪じゃない」「ゲーッ!」とりあえずダム下に入ってみようということになった。ダム下の入渓点は昨年チェック済み。釣れるかどうかは・・わかんない(^^;ダムが放水中なのでかなり水量がある。釣り支度をしていると一台の車がやってきた。どうやら地元のおじさんのようだ。「ここは、大きいのいるよ。この水門止めると下の釜に大物が何匹もたまるんだ。すごいぞ」と、やさしく話すおじさんの両手の感覚は優に50cmを超えている。そりゃあすごいなあ・・。ここにはそんなやつが何尾も棲んでるんだ。すごいすごい。ある日、故開高健はこう言った。「釣りの話をするときは両手を縛っておけ」・・と。水温を計ると5.9℃。ドライでは厳しいかもしれない。案の定反応がない。
あくまでも透明な流れを釣るfuneさん
この男にニンフィングをさせたら天下一品である。Ownerは基本的にドライフライピューリストなのでドライで行くのだ。しばらく釣り上がるがなんの反応もない。funeさんはまたワカサギサイズ(失礼!)のヤマメを釣ったようだ。「どうする?」「上流に行ってみる?」「うん、今日は調査漁業だからね・・・」ってことでダムの上流へ移動。Ownerが去年から気にしていたポイントには車が停まっている。更に上流に移動して入渓する。高原を流れる渓流は、どこまでも透明で澄み切った冷たい流れ。ここでOwnerみずから「撤収!調査漁業終了!」「これから浜通りに移動!」ということで、鮫川支流に向かうことに決定。
funeさんが釣ったヤマメ