8月18日 舟岐川釣行
桧枝岐C&Rで鰭無しイワナと遊ぶ
プールに群れるイワナたち
夜半からの雨は上がっていた。キャンプでの雨は仕方ないのだがテントサイトの撤収時に雨が降っているのは最悪だ。すべての道具を雨の中で片付けるのはまさに拷問でも受けているようだからね。弟は昨日と同じ場所を釣ってくるとのこと。Ownerは胸鰭無しのイワナ釣りにちょっと満腹気味でサイトに残り朝食のしたくに取り掛かる。今朝の朝食は「冷やしたぬき蕎麦」裁ち蕎麦の名所である桧枝岐まできて、蕎麦をつくるなんていかがなものかと思うのだが。クーラーボックスに残る材料はそんなものしかない。それでも真夏の炎天下の遠征時は簡単レシピの冷やし蕎麦はありがたい。蕎麦をほとんど食べなかった僕の友達も山形遠征時に作っらすっかりお気に入りメニューになったのだった(笑)コーヒーを沸かすのも面倒で、クーラーボックスに残っていた最後の缶ビールの栓を抜き、まったりモードに浸っていると弟が帰ってきた。「いやあ、やっぱり釣れるわ。昨日と同じヒレなしイワナばっかりだけど。」またしても二桁モードだったようだ。帰りしな、お母さんにご挨拶。「釣れたかい」「いっぱい釣ったよでもみんな胸鰭の無い放流イワナだった」「まあ釣れないよりはよかったでしょ。それでも釣れないって言う人もいるんだよ」まあ、そう言われればそうなんだけどねえ。(^^;
お母さんに別れを告げて、帰路に着く。途中昨日入った舟岐川をもう一度釣ることにした。林道のダートを走ると昨日の入経ポイントに。そこには県外ナンバーが2台止まっていた。2人のフライマンが、昼食なのかカップラーメンを作っていたので僕らはもう少し上流に向う。途中、上流から降りてくる車とすれ違う。結構釣り人が入っているようだ。本流よりも釣り人は多いかもしれない。さて、早速川に入るとやっぱり足跡が一杯付いている。時期が時期だけに、しかたないけどね。(笑)昨日と同じような小さなプールを発見。良く見るとやっぱり十数尾のイワナが泳いでいる。ティペットの先にはブラックアントパラシュート。キャストするが全く興味を示さない。さっそくオリーブのメイフライ#16に変更しキャストする。イワナ達は流芯の向こう側に群れている。キャストしたフライはティペットが流芯に引かれてドラッグがかかる。と、イワナは急に反転してフライを追いかける。「イマージャー使えば一発だろうなあ」なんて思いながらフライを替える気は毛頭無くドライフライをキャストする。スラックをだしてうまい具合にドラッグを回避した。バシャッ!「出た!」昨日と同じパターンでOK。流芯を横切りこちらに寄せようとした瞬間、フッと軽くなった。こちらも昨日と同じパターンだ(涙)
やはりヒレの無いイワナが・・・
すぐに、大きな堰堤が現れた。堰堤下のほんの小さなたまり。ここにもイワナはいるのだが一切反応は無い。遅れて上がってきた弟はこの堰堤のすぐ下で3匹立て続けに釣ったとのこと。流れじゃなく本当に小さなポイントにいたとのことだった。スレているんだよね。でもイワナだから釣れるんだなたぶん。ヤマメならこれだけ立て続けに人が入ったら絶対、姿見せないもんね。午前中に納竿。さずがに3日目。僕も弟も家で待っているだろう奥の笑顔?が気にかかる。そういえば今日8月18日は桧枝岐歌舞伎の開催日だ。一度は見たいと思いながら未だに見たことが無い。昨日だったらなあ誰にはばかることなく田舎歌舞伎を堪能できたのに(^^;まあ、次回までお預けと言うことにしよう。帰路、舘岩村の木賊温泉によって持病の腰痛を和らげて帰ることにした。料金箱に200円をいれて川原の温泉につかる。ここは源泉45℃のお湯が直接入っているのでかなり熱い。でも腰痛には本当に良く効くのでとても気に入っている。ただ、この時期はアブと戦いながらの入浴になるのでご注意ください。