5月5日 黒川釣行
その名の通り黒い川で・・・
黒い流れの川
黒川に移動した。初めての川だからどの辺から入っていいのかわからないので、豊原駅の下流部に入った。なんと川を見てびっくり、名前の通り川が真っ黒だ。何がこんな色にしているのかわからないけど本当に黒く見える。川原に下りると石が多い川底なのだが、その石には茶色の藻がびっしり生えている。歩くと滑ってとても危ない。水そのものは濁っている感じでもないのでこの石にこびりついた藻のせいかもしれない。まずは、第一投をダウンクロスにキャストする。魚道堰堤の下のひらきの流れ込みに毛ばりが流れたその時「出た!」一投目からとは縁起がいい♪・・いや、よくない。よくみるとOwnerの嫌いなウグイが毛ばりを加えている。こんなときのための?バーブレスフック。魚に触らずにリリースできる。その後その上のポイントでまたもやウグイがヒットする。余笹川で会った餌釣りのおじさんの言った言葉を思い出す。「余笹川はオイカワ、黒川はウグイだ」スナフキンさんが福島県に入ってからがいいみたいだ。とかいうのでこの場所をさっさとあきらめ上流に車を走らせる。
福島県に入る頃から釣り人の車が目立ち始める。あちらにもこちらにも、こりゃあ期待できそうだ。「おいおいずいぶん釣り人いるじゃん」「大人気河川だね」「むふふ。こりゃあ期待できるかも」「インターネットで黒川の水生生物を調べたら、ヤマメ、イワナ、ブラウン、ブルックってでてた」「本当かいな」スナフキンさんの事前情報はあてにならんとしても上流にForestSpringsっていう管理釣り場があるので、間違って逃げたやつとかいるかもしれんけど・・。川に入ると相変わらず黒い流れでツルツルの底石に閉口する。それにしても釣り人は多い。「なんて大人気なんだろう」「もしかしたら本当に60オーバーのブラウンとかいるンと違うか?」釣り人の会話はいつも能天気だ。川原の葦際を歩くと、白っぽいシルエットの大型の昆虫が飛翔する。よく見るとここからもそこからも飛び出す。すごい数のヒゲナガだ、これだけ人が出入りしてなかったらヒゲナガのスーパーハッチに乱舞するブラウンが見られたかもしれない(笑)
川と同じでヤマメも黒っぽい
こちらは、イエローの#18を結んでキャストするも無反応。多分今日一日釣り人の総攻撃にあって、ビッグなブラウンは水底に張り付いて動かないのだろう。それらしいポイントに毛ばりを流すと、流心脇からアタック!確実にフッキング。これは間違いない絶対60オーバーのブランではない!20cm弱の可愛い?ヤマメだ。キャッチしてびっくり、川色と同じでヤマメも黒い。びっくりだが本当に黒い。なんかこんなヤマメ見たくない気がする。ヤマメ差別か・・(汗;そうこうしているうちに陽も傾き始めたので終了。二人の頭に共通した疑問が残った「なんでここ、こんなに大人気なんだ・・・・・?」