8月6日 室原川・井出川釣行
キツネノカミソリが群生する川
増水気味の室原川
梅雨の長雨がやっと上がった。スナフキンさんを誘って釣りに行くことにした。ほぼ、一ヶ月ぶりの釣行となった。どこに行くかしばし悩んだが、「室原釣れるぞ!」というスナフキンさんの言葉を信用して室原川に決定した。梅雨前にかなり良い思いをしたらしく、デジカメの写真を見せられた僕はすんなりと信用したのであった。いつもの場所から入渓する。梅雨が明けたとはいえ、まだ水量は多く少し濁りも入っている。川通しに釣り上がっていくがなかなか反応が出ない。普段なら良いサイズのヤマメが出るはずのポイントなのだが、今日は様子が違う。アタックするのは新子ばかり、大人のサイズはまったく反応が無い。増水のなか、やっとの思いで釣り上がるが出るのは新子ばかり。長梅雨の後、川はもうすっかり秋の様そうである。もうそんな季節なんだなあ・・・。やっとのこと、岸沿いの深い流れからスナフキンさんが良型を引きずり出した。27cmくらいだが幅広のグラマーなヤマメだ。
やっと一尾
どうにも、釣りにならないので川を移動することにした。井出川に向う。井出川もやはり長雨の増水が引けてはいなかった。それでもあきらめずに入渓する。残念ながら新しい足跡がべったりと付いている。まあ、今日は日曜日だし仕方ないだろう。しかし、ここも同じような状況だ。出るのは新子ばかり、いいかげんうんざりしてきた。そんな中22cmくらいのヤマメと20cm弱のイワナが1匹ずつ顔を出したのだがそれで終わり。両河川とももうすでに新子の川に変わっていた。これからは少ないポイントから少ない良型を引き出す釣りに変わっていくのだろう。数よりサイズを求める釣りになる。。退渓場所近くになってスナフキンさんが叫んだ「すげ〜!」何事かと思って顔を上げると斜面一面に確かにすごいオレンジ色の花の群生を発見後で調べたところ狐の剃刀(きつねのかみそり)という花らしい。彼岸花のなかまでやはり毒草らしく、花が咲く頃には葉が落ちてしまうそうで確かに葉は見当たりませんでした。今回、全く良い釣りが出来なかったOwnerでしたが、もう少し水量が落ち着けばまたよい釣りが出来るようになるでしょう。
斜面に群生する狐の剃刀 |
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